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三国志小説・漫画・DVD
中国の物語である三国志が、日本でもよく知られているのは、やはり、小説が最も大きな理由のひとつといってよいでしょう。三国志の物語が日本に最初に伝わったのは、天平年間の700年代ごろといわれています。ちょうど、遣隋使や遣唐使が派遣されていた時期に当たります。また、三国志の物語が一般の方にも知られるようになったのは、古くは、江戸時代に遡りますが、近年では、吉川英治の小説「三国志」、横山光輝の漫画「三国志」、さらに、NHKの「人形劇三国志」などが、三国志ブームを作るきっかけとなりました。
三国志のDVD
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三国志のDVDといえば、なんと言っても、中国中央電子台が、本場中国で製作した
「三国志 DVD-BOX 国際スタンダード版 」が最も有名です。製作費100億円、出演者10万人、馬10万頭、製作年数4年!中国最高賞をすべて受賞した中国の歴史にも残る最高傑作です。
国際スタンダード版は、日本語吹替を収録した愛蔵版。第1話「劉美・関羽・張飛の義兄弟の誓い」から第19話「孔明、五丈原に祈る」までを収録した全10巻、化粧箱デジパック仕様です。
なお、そのうちの主要な部分のみ収録した廉価版もいくつが出ています。
「三國志演義 DVD-BOX 全7巻 」1.桃園の誓い 2.官渡の戦い 3.赤壁の戦い 4.夷陵の戦い 5.南征の戦い 6.空城の計 7.秋風五丈原を収録。
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三国志の漫画
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三国志の漫画といえば、横山光輝の漫画「三国志」が最も代表的です。全60巻(文庫版は全30巻)が潮出版社から発売されています。 吉川英治の小説「三国志」を基にして描かれています。ただし、吉川英治の小説「三国志」は、諸葛亮の死で終わっていますが、本作は蜀が滅亡するまでを描いています。
三国志 (1) (潮漫画文庫) ~三国志 (30) (潮漫画文庫)
現在のところ、最も本格的な三国志漫画といえますが、小説に比べると、省略が多く、また、横山光輝氏独自の解釈も織り交ぜているため、完全な翻訳とはいえません。
やはり、本当の三国志のストーリーを知りたいのなら、以下に紹介する小説版がおすすめです。 |
三国志の小説
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三国志の小説といえば、吉川英治の小説「三国志」が最も有名です。現在、最も読まれている三国志小説のひとつといっても過言ではないですし、三国志ブームのきっかけでもあります。
三国志〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫) ~ 三国志 (8) (吉川英治歴史時代文庫 (40))
吉川英治の小説「三国志」が長く読まれ続けている理由としては、なんといっても、水墨画のような美しい情景を背景にし、かつ、人間描写が豊かなところにあります。
しかし、吉川英治氏の独自の解釈も織り交ぜているため、完全な翻訳とはいえません。
また、三国志は、蜀が滅び、呉も滅びて、司馬炎が建国した晋によって、天下が統一される場面まであるのですが、吉川英治の小説「三国志」は、諸葛亮の死で終わってしまっている点は不満が残ります。 |
諸葛孔明の死後は、急ぎ足で天下統一に向かうというわけではなくて、もっと、面白い物語が残されているのです。
例えば、諸葛孔明の後継者である姜維は諸葛孔明に劣らない活躍ぶり。しかし、前線の状況を知らない劉禅と、それを取り巻く宦官黄皓らの甘言により、姜維の北伐は失敗に終わってしまいます。
さらに、劉禅が魏に降伏した後も、魏の将軍らの内部対立を利用して蜀の復活を試みるという忠臣ぶり。しかし、結局、失敗して、やがて壮絶な最期を遂げます。
魏でも諸葛孔明のライバル司馬懿が息子の司馬師、司馬昭らとともに、クーデターを起し、魏の実権を掌握。さらに、魏を滅ぼして、晋を建国させてしまいます。
呉では、諸葛孔明の兄諸葛瑾の子で甥にあたる諸葛恪が大活躍するものの、強引なやり方に反感が集まり、豪族のクーデターによりあっけない最期を遂げることになります。
三国時代は、180年ごろ~280年頃までといわれていますが、諸葛孔明が死亡した234年の時点では、物語の3分の2までしか終わっていないということです。まだ、この先50年間の長きに及ぶ物語が残されているのです。その物語をまったく知らないというのではあまりにもったいないことです。
やはり、三国志を知るという場合は、諸葛孔明の死で終わらせるのではなくて、司馬炎が建国した晋によって、天下が統一されるまでの物語を読みたいものです。
三国志完訳版
三国志を司馬炎が建国した晋によって、天下が統一されるまで描いている小説としては、
岩波文庫から出ている小川環樹氏らによる「完訳 三国志」全8巻 完訳 三国志〈1〉 (岩波文庫)
~完訳 三国志〈8〉 (岩波文庫)
ちくま文庫から出ている井波律子氏の「三国志演義」全7巻
三国志演義〈1〉 (ちくま文庫) ~三国志演義〈7〉 (ちくま文庫)
講談社から出ている渡辺精一氏の「新訳 三国志」全3巻
新訳 三国志 天の巻 、新訳 三国志 地の巻 、新訳 三国志 人の巻
等があります。いずれも、基本は原書の翻訳で、しかも、著者は全員学者ということで、文学作品としては、吉川英治の小説「三国志」に劣ることは否めません。しかし、本当の三国志を知りたいならば、横山光輝の漫画「三国志」、吉川英治の小説「三国志」等を読んだ後に、読むことをおすすめします。
中でも最も、読みやすいと思われるものが、渡辺精一氏の「新訳 三国志」です。原書の翻訳でありながら、岩波文庫のようなコチコチの翻訳ではなくて、物語として読みやすいです。さらに、ところどころに、学者ならではの注釈が付いていて、正史三国志ではこうなっているとか、実際の時代背景はこうだから、こういう話はありえないだろうというような予備知識を蓄えることができます。この一冊さえ読めば、晴れて、三国志マニアを名乗ることを許します。(笑)
やはり、三国志を極める場合には、三国志演義だけではなくて、正史三国志、さらに、三国志の時代の時代背景を歴史学として勉強しなければならないと感じさせてくれる一冊。私にとっては、宝物のひとつです。
三国志から広がる世界・・・
三国志遺跡めぐり・中国旅行
三国志を初め、中国の歴史に興味を持ったら、一度は、その地を訪れてみたいもの。三国志遺跡めぐり・中国旅行のために役立つサイトや情報をまとめました。
中国語の勉強をしよう
三国志は中国のお話。中国のことを知るには、まずは、中国語から勉強を始めましょう。ここでは、中国語の勉強に役立つサイトや情報をまとめました。初めて中国語の勉強をする方はもちろんのこと、ビジネスのために中国語を勉強する方にも役立つ情報をまとめています。
三国志以外の小説も読もう
中国の物語というと、三国志を挙げる人が多いと思いますが、三国志以外にも、魅力的な物語がいっぱいあります。
三国志演義を含む四大奇書。水滸伝、西遊記、金瓶梅はもちろんのこと、紅楼夢、岳飛伝、隋唐演義、封神演義などの物語はもちろんのこと、史記等の歴史書も読んでみよう。特に史記は呼んでみたい一冊。三国志を読んでいるとところどころに史記からの引用があります。三国志をマスターするには、史記の読解は必須です。
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