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桃園の誓い 桃園の誓いはちょっと変?
三国志には、印象的なシーンがいくつもありますが、桃園の誓いは、物語序盤における最も印象的なシーンといえます。
劉備、関羽、張飛の三人が桃園で、
「姓名、生年月日は違うが義兄弟の契りを結び、国や民のために尽くして、同年同月同日に死せん。」
という契りを結ぶというものです。
代表的な三国志のゲームでも、エピソードの画面に描かれていたり、イベントとして、桃園の誓いが発生することもあります。
桃園の誓いというのは要するに、仲のよさを印象付けるイベントです。
三国志のゲームでは、桃園の誓いのようなイベントを発生させるためには、友情度のようなものを上昇させる必要があったりして、すぐにできるものではないことが多いようです。
しかし三国志演義の中では、劉備、関羽、張飛は、道端や酒屋でちょっと話しただけで、意気投合してしまって、義兄弟の契りまで結んでしまうことになっています。
私たちの普段の生活で、ちょっと道端であった、1回だけ居酒屋で酒を飲みながら話をするだけで、意気投合してしまうというのはないと思います。
仲がよくなるためには、1回あっただけでなく、何度も会って、話をしたり、時には、衝突したりしながら、ようやく仲がよくなっていくというのが普通ですよね。
そういうことを考えるとちょっと変だなと思ってしまいますよね。
ただ、これは、物語の世界ですから、それはそれで受け入れて読むとよいでしょう。
何度も読んでいると、自然に劉備、関羽、張飛の仲がよいのは当たり前という常識が染み付いてしまいますから、不思議なことに気にならなくなってしまうものです。
さらに、三国志を何度も読んでいると、劉備は温厚な性格で、困っている人がいれば、見捨てていくことができない性格だということを知るようになるわけで、そうすると、日常生活の中で、ある事件や場面に出会ったときに、劉備だったらこのとき、どんな風に行動するのだろうかということを考えられるようになります。
劉備など三国志に登場する人物の生き方を知ることは、自分が岐路に立たされたときにどう行動するべきかを考える指針になるわけです。
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