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呂布 対 張飛、関羽、劉備

虎牢関には、あの呂布が布陣。
呂布は、頭髪を三つに束ねて純金製の冠を戴き、獣面呑頭の連環形式の鎧に玉で造った獅子模様の帯を締め、蜀江の紅色の錦で作った総柄花模様の陣羽織を羽織る。
弓袋を背に、画戟を持ち、風にいななく赤兎馬にまたがった姿は「人中の呂布、馬中の赤兎」と称賛されるにふさわしい。

諸侯は、呂布に次々に勝負を挑むがかなうものは、一人もいない。
公孫瓚も自ら、槍を取って、呂布に挑むがかなわずに、数回打ち合っただけで敗走。

呂布が公孫瓚の背中をめがけて、画戟を一突きしようとしたところで、傍らから、張飛が蛇矛を手にして駆けつける。

「呂、丁、董の3つも苗字を持った下衆野郎め!燕人張飛が相手をしてくれるわ!」

呂布は、公孫瓚を見逃して、張飛に戦いを挑む。

さすがは張飛。呂布と互角の戦いを続けるものの、勝負は付かない。
そこで、関羽が青竜偃月刀を手に駆けつけて、助勢するものの、やはり、勝負が付かない。
しまいには、劉備も二刀流を振りかざし、助勢する。

三人で、呂布を取り囲み、攻め立てるさまはまるで、走馬灯を見るようであった。諸侯たちも戦いをやめて、見とれてしまうほど。
さすがの呂布も三人に取り囲まれてはかなわないと悟り、劉備にフェイントの突きを入れ、劉備がかわした隙に脱出。虎牢関の中まで、逃げていく。
呂布を捉えることはできなかったものの、張飛、関羽、劉備の活躍で、勝利を収めた連合軍は勢いづく。

一方、華雄に続き、呂布さえも敗れてしまった董卓軍は、勢いを失い、洛陽から、さらに西の長安へと遷都することを考え始める。
董卓が、朝廷で、遷都を告げると、高官たちは悉く反対する。
「長安は荒れ果てていて、都としての機能はありません。」
そういさめるものの、董卓は聞き入れずに、反対した司徒たちを罷免してしまう。
洛陽を引き上げるにあたって、董卓は、洛陽内の富豪を片っ端から捕らえて、反乱軍の一員であるとして処刑し、財産を没収。さらに、歴代皇帝の陵墓まで暴いて金銀をかき集めるという暴虐ぶり。

こうして、董卓は、洛陽の住民を駆り立てて、長安へと遷都を強行することになる。

後に残ったのは、焼け野原となった洛陽。

この後、どうなってしまうのでしょうか・・・


三国志から広がる世界・・・


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