弁理士資格試験 独学か 通信か?


弁理士は、法律系資格で最も有望な資格。弁理士試験は法学部出身の方に大変有利です。特許事務所や弁理士事務所ばかりでなく、企業の特許部や知財部で働いている方にもお薦め。


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 独学で弁理士試験に合格するためには


弁理士試験に合格するための効率的な学習方法を簡単に説明します。

1、テキストの理解と暗記

まず、テキストを読みながら、基本的な事項を押さえるようにします。
テキストで勉強する際に気をつけたいことは、立法趣旨から理解していくことです。
弁理士試験は暗記しなければならない事項がたくさんあります。しかし、趣旨を理解せずに暗記しようとしても意味がありません。趣旨から理解することが大切です。
時間をかけてじっくり取り組みましょう。


2、過去問を解く

テキストを一通り理解したら、次に、過去問を解いていきます。
はじめて、過去問を解く時は、間違えることが多いと思います。テキストで理解していたつもりであっても、実際に問題を前にするとわからなくなると思います。
最初は誰でもそうです。テキストを理解するための思考回路と、問題を解くための思考回路は違います。
例えば、スポーツでうまくなるためには、やり方をビデオなどで見ただけでは、うまくなることはないと思います。実際に自分で動いて、練習を積み重ねることで、うまくなっていきますよね。
試験も同じです。テキストを見て理解しただけでは、実際に問題を解く能力がつくわけではありません。問題を解く練習を積み重ねることによって、問題を解く力を身につけていくのです。
問題を解いているうちに、知識があやふやになったり、間違えやすい箇所を発見すると思います。そういった箇所を見つけたら、もう一度、テキストを読み直して、理解するようにしましょう。あやふやになりやすいところこそ、試験合格の鍵となる分野です。
最終的には、過去問の問題を覚えてしまうまでやりましょう。


3、予想問題・模試を解く

過去問を完璧にこなせるようになって、過去問自体を暗記してしまうほどになったら、次に、予想問題に取り掛かります。予想問題は、自分が受けている予備校や通信講座の予想問題だけでなく、様々な、予備校の予想問題に取り組んで、見るとよいでしょう。
本試験近くになると、予備校では、模擬試験が開催されますので、いろいろな予備校の模擬試験を受けてみるとよいでしょう。問題は解きすぎて悪いということはありません。大抵の予備校の問題は、本試験問題よりもやや難しめの問題を出す場合が多いようですが、模擬試験の結果よりも、模擬試験で間違えた箇所を再確認することに力を注ぐようにしましょう。



弁理士試験に独学で挑戦する方へ

弁理士試験に独学で合格している人もたくさんいます。

昔は、簡単だったけど、今は、難しいから無理だと思う人もいるかもしれません。

しかし、そんなことはありません。

やり方さえ、間違えなければ、独学でも合格は勝ち取れます。



独学で勉強する際には、注意したいことが3つあります。

1、分かりやすいテキストを利用する
テキストだけが頼りになるわけですから、とにかく分かりやすいテキストで勉強しましょう!

2、過去問は解説が充実しているものを
過去問は問題を解くことより解説を読むことのほうが大切です。詳しく解説されている過去問を選びましょう。

3、模擬試験、演習講座は受けよう
予備校には、通わなくても模擬試験だけは受けて、本試験の雰囲気を掴もう。どうしても、予備校にいけないなら、最低限、市販の予想問題集や受験雑誌には目を通そう。



独学で受験する方にお薦めの教材

1、入門テキスト(任意)

弁理士試験で問われる工業所有権関係の法律は、簡単ではなくて、専門性の高いです。
初めて勉強する方がいきなり一般的な基本書に当たっても、挫折してしまいます。まずは、比較的、簡易にまとめられた入門書に当たることから始める事をお薦めします。
弁理士試験の入門書はいくつかありますが、最も優れているものがLECの弁理士試験BASICシリーズ です。

その他の弁理士試験入門書一覧


2、基本書(必須)

入門テキストで、勉強するだけでは、合格できる実力は身につきません。入門テキストをマスターしたら次に本格的な基本書で勉強しなければなりません。

基本書を選ぶ際に注意したいことは、最新の法改正に対応しているかどうかという点です。
工業所有権関係の法律は、とにかく、法改正が多いため、最新の基本書でも数年で、対応できなくなるものです。
そのため、受験生自身が常に最新の情報を入手して、これから勉強するにはどの基本書がふさわしいのか確認することが求められます。

現時点で最もお薦めの基本書を紹介しておきます。

解説 特許法―弁理士本試験合格を目指して (現代産業選書―知的財産実務シリーズ)
制度の趣旨や、適用要件等がわかりやすく書かれています。これほど分かりやすい基本書は他にはありません。
また、弁理士受験のための基本書として役立つばかりでなく、手続き面に関する記載が充実しており特許実務のための参考書としても使えます。

工業所有権法(産業財産権法)逐条解説
特許庁の正式見解をまとめた逐条解説です。工業所有権法を各条文ごとに解説した、バイブル的な本。(通称 青本)分かりやすく書いてあるので、大変便利です。暗記してしまうくらい読み込みましょう。

その他のお薦めの弁理士試験基本書一覧


3、法文集

弁理士試験では、条文が大切です。条文集というと、一般的に法律を勉強する方は、判例六法 等を利用しますが、弁理士試験においては、専門的な条文集を利用しなければなりません。
以下、お薦めの法文集を紹介しておきます。

産業財産権四法対照法文集
産業財産権四法に加え、条約などの弁理士試験に必要な法文がコンパクトに収録されています。
関連する条文が対照されているため、知識を整理するのに役立ちます。
書き込みをする余白も取られているので、まとめ用としても利用することができます。

工業所有権(産業財産権)法令集
一般的な法文集です。条文の対照や書き込み等には利用することができません。


3、弁理士試験短答式過去問(必須)

過去問は問題を解くことより解説を読むことのほうが大切です。詳しく解説されている過去問を選びましょう。

LECの弁理士試験 体系別短答過去問
弁理士の過去問はいくつかありますが、一番お薦めなのが、LECの弁理士試験 体系別短答過去問です。解説も分かりやすく、問題も分野別になっているので知識をまとめながら勉強することができます。

その他の弁理士試験過去問題集一覧


4、弁理士試験論文式過去問(必須)

論文式試験の勉強も基本的に短答式対策と変わりはありません。ただ、短答式と違い、実際に論文を書き出してみるという練習を行わなければなりません。

ノートなどに書き出すのもよいですが、できれば、「弁理士本試験答案練習用紙 」などを利用して、本試験と同様の環境で勉強することが望ましいです。

弁理士試験論文式過去問もいくつかありますが、お勧めは、Wセミナーの弁理士試験論文本試験答案集 です。
論文を作成するに当たり、必要不可欠な文言、論拠に対する条文のあてはめ方などの解説が非常に充実しています。この一冊をマスターすれば、論文試験もかなりの高得点を狙えるはずです。


5、模擬試験は予備校で受けよう

模擬試験は、ありとあらゆる予備校のものを受けるのが一番よいでしょう。しかし、模擬試験開催日が重なるので、全部の予備校の模擬試験を受けることは不可能です。そこで、一番お薦めの予備校を紹介します。

一番お薦めなのは、 LEC東京リーガルマインド です。

模擬試験の回数も十分ですし、本試験での的中率も高いことで知られています。模擬試験と似た問題が本試験でもよく出題されています。9月くらいから申し込み受付をしているので、チェックしてみてくださいね。

LECについてもっと知りたい方はこちらを参考にしてください



最後に、モチベーション維持に役立つ本を紹介します

弁理士試験の勉強をしていると、モチベーションが下がってくることもあるではないでしょうか。

テキストを読んでいても理解できないことがあったり、なかなか覚えることができなかったり、過去問を解いてもなかなか正答を導き出せない。

しまいには、「なんのために弁理士試験の勉強をしているんだろう?」と投げ出しそうになる。

そんなときは、「弁理士試験への招待 」という本を読んでみてください。

合格者の生の意見や試験勉強の進め方等がまとめられているため、勉強方法を見直すのに参考になります。

また、弁理士資格取得後の就職や転職の仕方、新米弁理士の1日の仕事の流れなども記載されているので、合格後のイメージを思い浮かべることがやる気を取り戻すのにも役立ちます。

弁理士の受験を決めたら、手元に一冊置いておくことをお薦めします。



独学で合格を目指す皆さん。ぜひ、参考にしてくださいね。



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