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内申点は頼りにならない? 絶対評価の功罪


高校受験で、非常に大切になるのが内申点です。
内申点とは、簡単に言えば、中学でのテストや学校生活の態度などを総合的に評価して出している点です。
内申点が高ければ高いほど有利になります。

極端な話、高校受験でぱっとしない点数であっても、内申点が高ければ合格してしまうということも十分にあります。
受験のときの点数は、低いのに合格してしまったという方もいれば、受験ではいい点数が取れたのに、不合格になってしまうという生徒もいます。
それくらい内申点は、大きな存在です。


しかし、今では、内申点はあまり頼りにならないといわれています。

2002年度から学習指導要領が改訂され、評価方法が大きく変わりました。
集団の中でどれくらいの位置にいるのかを示す相対評価から、個人が学習内容をどの程度達成できたかを示す絶対評価へ変わりました。

絶対評価では、生徒が「各教科の目標にどれだけ近づいたか」「学んだ内容がどれだけ身に付いたか」を見る達成度を評価することになります。

集団の中での競争ではなく、生徒一人ひとりと向き合って、適切に評価していくことができるという点がよいといわれています。

しかし、その反面、生徒の間で、差があまり出なくなってしまっているという欠点があります。
教師の教え方がうまければ、誰でも、理解できるようになるので、全体の成績も上がって来ることになります。
実際に、全9教科で「5」評価数の平均が4割を超え、評定平均でも、「4」になる学校もあるようです。
評価で「1」を取る生徒が一人もないなという学校すら存在するようです。


成績が上がるのはよいことだと思われるかもしれませんが、同じことがどの学校でも起こっているわけです。
誰もが、内申点が高くなる傾向があって、しかも、差もつかないとなると、受験でも、内申点が合否を分けるということは少なくなります。

逆に、内申点が悪ければ、どんなに頑張って、当日の受験でいくらよい成績を取ったとしても、不合格になってしまうということです。


今まで以上に、学校でのテストでもよい成績を取って、本番での受験でも、よい成績を取ることが大切になります。



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